浄土・復興への祈り

東日本大震災から1年半が過ぎ、1日も早い東北の復旧・復興への祈りを込め、都市の暮らしでの緑に包まれた生命の風を彩りと共に作庭しました。阿弥陀如来を教主とする西方の果てにある極楽浄土、池には色とりどりの蓮の花が咲き、香りを放ち、音色が漂い、水や風の音が説法となる仏国です。身近な浄土庭園は古来より人々の不安を和らげ、東北を応援し、鎮魂の祈りを小庭園に象徴し、都市の暮らしを内外面より彩る庭としています。